EBOM・MBOM

EBOMとMBOMの違い

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EBOMは本社の設計部が、

MBOMは工場現場の製造課がつくることがおおい。

 

EBOMは構成要素の部品構成が中心。

MBOMは具体的にどうつくるかの工程込。

 

毎回読んでいるけれども毎回わかりやすいこちらもインプット

brevis.exblog.jp

 

1,まずはEBOMとMBOMは乖離しているよね、という前提の確認。

設計部品表(E-BOM)と製造部品表(M-BOM)の乖離が生じる理由として、
(1)品目コードの不統一
(2)代替部品の使用
(3)副資材や包装材料の追加
(4)設計変更の発生と在庫切替タイミングの食い違い
の4つをあげた。このE-BOM, M-BOMの分断の背景には、設計部門(本社)と製造部門(工場)の組織的乖離が遠因にある 

 2,乖離する理由の話

上位をつくるのは本社の設計、肉付けして現場で使えるものにするのは生産化、つまり一心同体。

たとえば購入部品(汎用部品やボルト・ナット等)や、材料(たとえば丸棒)などは通常、図面は書かない。つまり、E-BOMの親子関係は途中で途切れてしまう。その先、外部購入品までの親子関係を定義するのは、工程設計を担当する部門(普通は生産技術)の仕事だろう。つまり、E-BOMは製造側の技術部門によって展開され、肉付けされることで、M-BOMとして完成するのだ。

とはいえ、何をBOMに登録するの?っていう判断は現場でしかできない。

つまり、一心同体であるべきだけれども、現実的に不可能であるということ。

じつは、BOMに登録すべき品目には原則があるのだ。BOMに(いいかえればマテリアル・マスタに)登録するすべき品目とは、在庫管理の対象となるマテリアルである。

もしも、切削→研磨→表面加工がつねに一貫した工程なら、途中段階の品目登録は不要である。途中段階の品目は一時的に出現しても、すぐに次工程に消費されてしまうからだ。だが、材料dを切削→研磨した後、用途別にいろいろな表面加工で品種が別れたりする場合には、研磨後の中間部品Dをいったん保管したくなるだろう。ならば、中間部品DをBOMに登録するべきである。

こうした製造工程上の都合は、設計部門では分からないのが普通だ。だからBOMの定義も、生産技術や製造部門の判断になる。

 

3,あるべき姿

システムは物理的に別々でも良い。しかし、同じマテリアルは同じコードでよばれなければいけない。これが「BOM統合の原則」である。本社と工場が、同じモノを別々のコードでよんだり、モノの同一性について意見が分かれたりする状態があってはいけない。同じマテリアルの親も、同一でなければならない(そうでなければ構成管理の一貫性が崩れてしまう)。 

 

4,なんだかあんまり現実的な感じがしないんだけどなぁ。BOMの統合ができない理由はわかったけれども、あるべき姿を「どう追いかけるの?」っていう問への答えが

「コードを揃える」ってそれこそ難しいと思うのだけれど。

ただし、この話を推し進めていくと、異なる部門間で、モノの同一性について意見がくい違い、論争が生じるケースが出てくる。設計部門は、「これは内径X、外径Yの○○部品じゃないか」といい、製造部門は「いや、同じ形状の○○部品といっても、材質強度的に区別が必要なものが2種類あるんですよ」とか「仕入れ先が3社あって区別したいんです」とかいう要望が出てくる。この種の論争をどう解決するかが、じつはBOM統合にとって大切なのだ。だが、ちょっと長くなりすぎたので、この問題は項を改めて論じよう。
 

 ということなので続く。

みんなでしあわせになるのはむずかしい。